■月光条例・8巻
正直どうなるかと思ったけど割と綺麗に終わった浦島・ネロ編。浦島が思いのほか男前になって吃驚したわ。
短編の人魚姫は姉ちゃんのミリタリーっぷりに盛大に吹いた。
で、新シリーズに入った桃太郎編。イデヤ以外の月光条例執行者が一杯出て来たんでわーい!と大喜び拙者。ハチカヅキ&月光の様に、読み手と組むって珍しいのですね。とりあえず金太郎&ラプンツエルにコンビに萌え萌えだったのに、登場して速攻、桃太郎に真っ二つな金太郎に本気で涙目になったわ。ヒドス。あんなにイイ男金太郎なすすべなしとかおまwまぁ、そのおかげでイデヤに火がついた感じだったんで、今回はイデヤがメインの話なのかもしれませんね。
それにしても、こうやって見ると昔話ってちゃんと覚えてないの多いなぁと思う。拙者ラプンツェルとか話知らんねんけど。後、ガリバーとかも正確なのは覚えてないわぁ。赤い靴は何度かオオアザ先生と話して、で、EDどうだったっけ?って話題になった事は覚えてるんだけどね。
しかしながら、ハチカヅキ姫の万能具合って凄いよなぁ。足技強すぎというか、単独でも十分バトル出来る辺りがすげーよ。月光条例執行は月光の力かりねばならんのだろうけど、最強ヒロインですなぁ。そんでもって、そろそろ月光の正体とか出てくるんですかね。「読み手」じゃない。とか、なんか頭の中で声が聞こえるとか意味深なシーンあったし。ここはやはり月光っつーことで、カグヤ姫関係なんでしょうかね。だったら、非常に嬉しい。
先が楽しみでしょうがない今日この頃。金太郎が生き返ってくれるのを真剣に待ってる。
■たいようのマキバオー・11巻
正直に言うと、本編どうでもいいよ。今回の見どころは読み切りのサトミアマゾンの話ですよ!アマゾン!地方の英雄!あんな穏やかな顔のアマゾン拝めるとか夢の様です。おのれー。
たいようの方では息子のアマゾンスピリットがヒデノマキバオーと大接戦を繰り広げて、勝利を得るんですが、その後にサトミアマゾンの読み切りが入ってたんですよ。
因みに拙者的にはカスケード・マキバオー・ワクチン・アマゾンで4強説大プッシュ。寧ろ、え?4強じゃないの?と声を大にして言いたい(笑)
この中でアマゾンは地方の馬で、マキバオーの方でも書かれてるんですけど、色々地方ながらの葛藤とかあるんですよね。そん中で、中央で名を残した馬として地方競馬の英雄なんですが、結局は最後まで地方で走る事を選ぶ姿が良いよ。泣けるよ。「中山じゃないさ……俺が戦うのは……」この台詞に涙腺崩壊するかと思ったわ。中央の馬が地方で荒らしてる所に出てがっつり抑える姿とかストイックでときめくわ。
中央で好成績を残したけれど、勝てなかったアマゾン。それに対して、
「相手が中央だろうが負けていいわけねぇ。芝での勝負だろうと負けていいわけねぇ。挑戦という言葉はていのいいいい訳にすぎねぇ。これは意地だ……サトミアマゾンは負けた。それだけだ。それだけを……屈辱だけを伝えていきゃいい。美談になんかするな。意地を育てるんだ。でなきゃ、いつまでたっても俺クラス止まりだぜ……頼むぜ、真里谷さんよ」
どんだけ男前なんだサトミアマゾン!!!!!そんで、真里谷さんは、その言葉を胸に、アマゾンスピリットを育てる訳ですよ。
中央で勝利をおさめたアマゾンスピリットの騎手が、真里谷さんと交わす会話もすげーよかった。
正木「よく頑張ってくれました。最後はもう、ただただ意地ですよ」
真里谷「そう。そうか。よくこらえてくれた。…ありがとう、アマゾン」
サトミアマゾンの意地は息子に受け継がれてるよ。初めこそ偉いツンツンで、親父の方が可愛いなんて思ってた拙者ですが、バッチコーイなん感じで愛してるよアマゾンスピリット。
マキバオーって馬の個性が可愛くてイイですよね。絶対壁として立ちはだかったカスケードも格好いいし、地味な努力を重ねるマキバオーもイイ。どこかお坊ちゃんなワクチンも可愛かったけど、中央と地方という大きな壁を前にいつも挑戦し続けたサトミアマゾンは男前度数はぶっちぎりだと思う。
引退して、穏やかそうにしてるサトミアマゾンには本当に涙腺崩壊するかとおもったわ。
■オトメン・10巻
もう10巻なんだねオトメン。因みに今回は、催眠術で男は男らしく、女は女らしくなってしまった話。樹虎のみ3年組では催眠術を免れ地味に奮闘するんですが、アレですよね、男前じゃないリョウちゃんにときめかない飛鳥ちゃんに激しく同意した。つーか、あのさわやかな男前リョウちゃん以外、飛鳥ちゃんの相手は認められんよ……。お弁当作るの上手でも、女の子らしくても、そんなリョウちゃんにはときめかない!!!!!!!
まぁ、無事に戻ったんで良かったです。本当、どーなるか心配したわ。
で、次に続く話で、修学旅行だったんですが、多武峰の学校と同じ場所なんですね。合同修学旅行。何と言うご都合主義。でも拙者的にはOKOK。多武峰最近好きなんだよね。ツン様具合が。でも今回はちょっと飛鳥ちゃんに対してデレ過ぎです。
巻末にガラスの仮面風おまけがあったんですが、これが物凄く吹いた。つーか、思わずガラスの仮面読み返そうと思ったぐらい良い出来だった罠。
そんでもって、どーでもいいけど、多武峰の眼鏡って伊達なん?結構外してるシーンが多かったんだが。風呂はともかく、飛鳥ちゃんとの騎馬戦とかの時、目標の紙風船見えてたのかどうか不思議でした。でも、アレは樹虎とかジュータいる分圧倒的に飛鳥ちゃん有利だよなぁ。多武峰の騎馬やってた子も負けた事気にしてたけど、そこで文句言わない多武峰に少しときめいた。夜中ひっそり訓練してるとか、そーゆー地味な努力を怠らない所好きだわ。
一応読んだ本こんな感じかな?あ、絶チルはとりあえず、賢木先生は今日もパシリでしたみたいな。地味に4コマとか、巻末描き下ろしが面白くて単行本を買うのをやめられないんだよなぁ、これ。