*砂神(asハスマキ)雑記*

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さがみ(asハスマキ)・日々のノンジャンル雑記。ネタバレとかもありですのでご注意
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■2010年11月19日(金)  口内炎の威力
■雑記
前回までのあらすじ。

http://oracle3110.blog.shinobi.jp/Entry/125/

コレの下の方のキャバ卒の話な。
興味ある人だけ見てくださいね!
続きを読む
 さて、家人は年末に向けて頑張って働いております。いい事だ。
そんな中、キャバ卒(仮名)が突然会社に申請した来たこと。

「口内炎が酷いので22日まで休みます」

( ゚д゚)
( ゚д゚ ) 

家人は結膜炎にかかって、目薬打ちながらお仕事行ってますが何か?どうして口内炎で1週間も休めるんですか。意味が分からない。斬新なおやすみ申請に会社も( ゚д゚)ポカーンだよ。
そして本当に会社に来なかった。
しかもその日は一ヶ月に一回のおそうじ当番。運悪く家人も当番。お休みのキャバ卒の分までお掃除です。なんだよこの罰ゲーム。

なんやかんやで、会社の偉い人も今まで下から散々言われてきたが重い腰を上げることにしたらしい。とりあえず本人にあってお話をと言う事になったのですが、「刺されたら怖いから二人以上で行くこと」という、一体コレも何の罰ゲームなんだと言わんばかりの指令が下り、シブチンで内勤の偉い人がおでかけ。つーか、本気で刺されるの怖いと思うような性格なんだよね。話し聞く限りでは。己が悪いと思わない性格というか、同僚であったり、会社が悪い!と決めてかかってくる所あるんで。どんだけ素敵な自己愛性人格障害。30代中途採用二年目として、彼を取った人事が腹を切るレベル。

お昼間に行ったら出てこなかったので、夕方にもう一度行くことになった次第。そして何故か家人がお供に指名される。まぁ、たまたま比較的キャバ卒と折り合いが悪くなくて(あくまで悪くないレベル。でもコレを探すのにまず一苦労・笑)丁度仕事のキリがいい子をという事だったんだろう。家人涙目でお供。家にはお熱出して寝込んでる嫁がいるというのに難易度高いミッションすぎる。

「とりあえず君は119番の準備しておいてね」

悲壮なお願いを聞きながらそっとお宅訪問を見守る家人。

結論として。居留守。電気ついてるのに出てこない。勧誘だと思われたのかと、電話もかけてみるがでない。なんだこれ。
何事もなかったのを喜ぶべきか悲しむべきか解らないまま帰宅。

会社としても、病欠扱いにしていいのか判断に迷っているらしく(如何せん前例がない)とりあえず診断書を持ってきて貰おう。彼の今後については出てきてから話し合うという方向になったらしい。まぁ、余りにもイレギュラーすぎるためにこの辺りが妥当だと思わないでもない。

そもそも、営業職の人間が口内炎で休んでもいいのかという。……例えば、電話関係の仕事ならば、喋るのも無理な口内炎の場合、会社としても役に立たないんで休んでも良いよ、という方向に行くのはありだと思うんだ。喋るのが仕事なんで。で、営業職も喋るじゃないかと言われれば、必ずしもYESではない。彼は某先輩の部下に当たるんで、先輩の采配で喋らない仕事を振ることだって出来る訳だ(その仕事をスキル的に彼がこなせるかは別問題だが)営業がする事務処理だって山のようにある訳だし。そう考えると、休みとして認めていいのか。というか、嘗て本社にいた家人が過労の診断書を会社に持って行って「休み下さい」と申請したところ、「だから?過労なんて働いてれば誰でもなるんやで!」と却下されたのを見ていた身としては、口内炎wwwwwwといっぱい草を生やしたくなる。この支社はヌルイなオイとツッコミを入れざる負えない。まぁ、会社としても予想外過ぎて対応しきれなかったのかもしれんが。

一番涙目なのは、キャバ卒を部下に持つ先輩だろう。仕事もロクに覚えない、イラン子ランカの称号をほしいままにしてる彼が「仕事下さい」と言うので、仕方なく見繕って仕事を任せたというのに、結局丸かぶり。
本人的にははなっから自分でやってりゃ早かったのになと涙目であろう。先輩乙。

Q*「100円の10%は?」
A*「1円です(`・ω・´) 」

Q2*「100円の1%は?」
A2*「10円です(`・ω・´) 」

こんな素敵な解答をしてくれる彼は営業出来るんでしょうか。いや、先輩が今頑張って算数仕込んでるらしいから改善してるかも知れないけどな!でも彼はこう言うんだ「教えてもらってませんから!」という魔法の言葉を。1時間前に教えたことでさえこう言う彼を仕込むのは先輩は無理ゲーと投げていいレベル。
挙句の果てに飲み会で。

「俺は狂犬なんで誰にでも噛み付いてしまうんです(キリ」

……皆さん机をバンバン叩くやる夫のAAを脳内補完して頂ければ幸いです(苦笑)
仕事は出来ないのに、上司同僚問わず噛み付くってどんだけ。そのまま厨二病こじらせたまま会社を辞めて欲しレベル。彼をきる事によって会社はどんだけ利益改善できるのかと。と、月初の月次処理で利益でなくて会社に軟禁された家人は思っていいはず。

でも、縁故なんだよ。縁故って厄介だなオイ。本社(正確には本体会社の本社)のエライさんの息子だか知らんが、よくもまぁこんなの人事課取っちゃったよな。算数のテストを導入すべき。
現在家人の上の方では、もう今の教育係白旗上げてるし(「人間なら半人前ぐらいにはしようと思ってたけど、本人が自分のこと犬だっていってるんで無理です」というダレウマな事をいったらしい)他に教育できそうなのいないし、ここは本社に戻しちまおうよ!という相談が漸くされているそうです。おせーよ(笑)どう考えても、就職氷河期で涙目の新人取って仕込んだほうが早いです。少なくとも口内炎で休まないと思います。昨日飲み過ぎたとかで、13時の重役出勤もないと思います。仕事を見繕って、渡してくれる先輩に「何で僕がやるんですか?」とか意味のわからないこと言わないと思います。彼の中では必死で仕込んでくれてる先輩は同僚扱いです。何でアンタの仕事押し付けるんですかという態度です。意味がわかりません。

そんな感じで、社会人生活10年選手な家人の中で伝説に残るであろう人材な彼。……今までどうやって生きてきたんだろうな。

しっかし、本社に異動したら異動したらで、多分家人に「アイツどーなってんだ!」って営業レベルではクレームがくる予感。本社と支社がさほど蜜に連絡を取ってないんで(活動地域違うからさほど必要ない。全国区の得意先の担当同士が連絡取る程度)両方に在籍していたことのある数少ない営業の家人が文句のはけ口になるんだろうな(笑)カワイソス。
まぁ、本社に行くかどうか解らないけどな。解らないけど、彼がいなくなったら、先輩は家人を部下にほしいと申請出してるらしい。気がはえぇよwwwwwそんな先輩と今月末に鍋をする約束をしたので、また話が聞ければと思ってます。

■2010年11月15日(月)  薄桜鬼アニメ
■雑記
 土日は久々に家人もゆっくり休みだったんで一緒にぐだぐだしたお!つーか、なんか最近顎が痛くモノ食うのが苦痛なんだが。初めは歯が痛いのかと思ったんだが、なんか、更に奥の顎なんだよなぁ。意味が分からない。そもそもどこの医者に行けばいいんだwwwwwwwww因みに喋るとかは割と平気。モノを食うのが酷く大変。なんという呪いだ。おそろしや。
 等と、アホな事を言いながら、以下薄桜鬼アニメ感想。
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■TV・薄桜鬼
 何故原田殺したし!!!!!!!!!!!!!
 もうね、正直先週の予告で、沖田と原田ヤバイんじゃないかと思ったけどね!

 新八と別れて、結局新政府軍の羅刹隊を倒すことを選んだ原田。

不知火「何だ、来たのかよ」
原田「甲府での借りを返さなきゃなんねぇしな」

 羅刹を養うのには大量の血液が必要なので、戦の終わった場所に現れるだろうと踏んで、不知火と原田がその場所でであう。不知火の手にはカバン一杯の銀の弾丸。やる気満々ですこの人。
 そこへ予想通り現れた雪村道綱と羅刹隊。

原田「アンタのせいでどんだけ千鶴が苦しんだと思ってるんだ!」

 もうね、原田→千鶴v土方とか夢飛翔したわ!原田が新選組離れる時「最後まで守ってやれなくてゴメンな」って千鶴の頭撫でたの思い出して既に涙目になった。原田は千鶴が土方に好意を持ってるのを察してたっぽいセリフもこの時にあったんで、身を引いて、自分は自分の戦いに行ったんだったらいいなぁとそんときゃ思ってたんだが、こうやって千鶴の名前出されると切ないわ。
 無論羅刹隊の数も多いし、不知火と違って生身の人間な原田は結局腹に傷を追ってギリギリの状態で戦い続ける。
 最後に道綱一人になった所で、不知火が銃を向けるが弾切れという思わず見てるこっちが吹いてしまった状態。ありえん。不知火……ただでさえリボルバーで補填少んだから数えておけよ……。
 そこで懐から爆弾を出した道綱にはもっと驚いたけどな!

 不知火をかすめて道綱の肩に刺さった槍。
 そのまま自爆する道綱。

 樹の下に座り込んだ原田は、俯きながら腹の傷を抑える。それをちらっと見た不知火は、同じように樹の下に座って言葉を放つ。

不知火「手前ェこれからどうすんだ」
原田「……新八が待ってるからな……」 

――――そしてその後二人と再会することはありませんでした(千鶴の声)

 ちょwwwwwwwww終わりwwwwwwwww
 いや、土方ルートって時点で不知火の活躍諦めてた拙者としては、活躍嬉しいけど、何で原田殺したし!意味が分からない!

 もう原田が駄目だと分かっていて、「死ぬな」とも「遺言は?」とも言わずに「これからどうするんだ?」と聞いた不知火に泣いたわ。高杉思い出すって言ってたしな……。また不知火置いて行かれたお……切ねぇ。コレで小説書けるよ……。

 テンションダダ下がりの拙者だが、沖田も沖田で、土方を暗殺しようという連中を峠で最後の力を振り絞って戦ったんだよね。羅刹の力使って、病気の体推して。近藤さん大好きで、助けられなかった土方さんを罵って、一人ぼっちだった沖田は、「近藤さんに新選組を託された土方」を守るために、最後に新選組の剣として戦って死んだ。しかも、その場所に残ったのは沖田の刀だけ。力を使いきって灰になってしまったんだと思うんだが、原田を不知火が見送ったのと逆に、一人ぼっちで死んでいったと思うと悲しかったわ。

 あ、因みに来週は斉藤が予告で死亡フラグ建ててて鼻水止まらなかったお!まぁ、斉藤って史実でも一度戦死の誤報流れて、実は明治まで生きてるってのがベースであるからアレなんですけど、そんでもなぁ。斉藤は羅刹になってないしひっそり生き延びてると信じたい。

 あとはそろそろ山南さんが暗躍しそうですね。久々に平助も出てて癒されました。……このアニメ最終回まで拙者テンションもつんかいな……。

■2010年11月11日(木)  薄桜鬼・黎明録
■雑記
 仕事はぼちぼちですかね。正直自分のスピードが分からんので、データが夜に来る→少し消化する→寝る→朝に家事を終えて仕事→納品って感じです。夏休みの宿題も、同人誌の原稿もギリまで大事に置いていた拙者にしては優秀な早め対処でござる。まぁ、金が絡んでる事はさっさと終わらせる事にしてるんだけどね。お陰でここ数日非常に健康的な生活です(笑)朝ちゃんと起きれるし、昼寝もしなくなった次第。緻密なスケジュール組んでネットサーフィンとか莫迦かとwwwwww時間泥棒の入る隙がありやがりませんお!
 まぁ、そのせいで薄桜鬼が進まなかったんだが、今日は時間作って遊びました。もうね、このタイミングでやらないと遊べないという感じが、かつて営業職で時間かつかつでゲーム消化してた頃を思い出して快感です。基本的にぐうたらなんで、時間があると際限なく無駄にする(笑)
 あと、ハルシオン・ランチの紹介を見て興味を持ったんで買いに行きました。感想は後日UPしますが、個人的には面白いと思いました。メタ子可愛いよ(笑)
 以下薄桜鬼黎明録感想。本日斉藤攻略。残すところ平助。
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■ゲーム・薄桜鬼黎明録
 タイトルコールに実は芹沢さんもあったと言う衝撃の事実(笑)本日起動したらええ声で俄然ヤル気が出てきましたお!

 さて、本日攻略は斉藤ルートです。共通場面は基本的に選択肢までスキップ。流石に攻略も後半になると、ゲーム前半はほぼスキップ状態ですね(笑)
 龍之介なんだが、なんやかんやで斉藤に身を守れる程度にはしておけと剣術稽古に連れていかれる状態。しかも毎日毎日斉藤が迎えに来る。コレは酷いwwwww龍之介は武家の子だが、親父が武家株売ってしまい、中途半端な身分の上に、母親が武家の女だったもんで賃仕事をすれば「みっともない」と責められるどうすりゃいいんだ状態で育った子なんで、基本的に武士なんてクソ喰らえだったりする。そんな龍之介にせっせと剣術稽古をつけるために毎日毎日誘いに来るとか、どんな嫌がらせよ斉藤……とマジで遠い目になったんだがね。まぁ、斉藤は口数も少ないし、千鶴の時もそうだったが、あんま自分の考えを表に出さないんだよね。彼なりに龍之介のことを心配して剣術を教えてくれてたのかもしれんが、龍之介から見れば迷惑だよなと(笑)
 そんな中、吉原で芸妓に絵を描いてやる約束をした龍之介。たまたま見た錦絵が余り上手くなかったんで「俺の方がましだ」みたいなことを言ったらなし崩しみたいな感じだったんだが。
 子供の頃絵を描くのが好きだったらしい。本人も忘れてたみたいなんだが(笑)そんで、色々あって、相撲の興行のチラシを作ることになった龍之介。斉藤が龍之介が絵を描くことを出来るのを知って推薦してくれた訳だ。本人は素人だしと色々言ったが、まぁ、とりあえず一枚描いてみろと土方に言われ力士の絵を描く龍之介。作業に没頭して、芹沢が後ろにいるのにも気がつかない状態wwwwww当然鉄扇でバコっと殴られるんだが、龍之介の絵を見て、芹沢が「線も荒いし、構図も稚拙」とダメ出しをするんだが、結局龍之介に酒を買いに行かせるお使いを頼むことなく部屋を出て行く。

 このルートの芹沢は、どこか龍之介の背中を押す感じがあっていいかなぁ。犬の趣味にしては高尚すぎると言いながら、ダメ出し連発、その後に少し助言なんかあってさ。「覚悟が足りない」と。何をするにも一番大事な事だしな。最終的には「俺を納得させる絵をかければ開放してやる」と約束まで取り付けてくれる訳だ。本当に約束守ってくれるのかよ、等と思いながら龍之介は絵を描き続ける。

 斉藤との話はまぁ、斉藤が何故試衛館や会津にこだわるかとか、そんな感じかな。殆ど酒の席で新八っつあんが話してくれるんだけどな。新八スキーは斉藤ルートがおすすめです。無論今回も芹沢暗殺がある訳で。芹沢暗殺を新八っつあんは聞かされてない。芹沢と同門だと言うこともあるし、新八っつあんの性格上、暗殺という手段を好まないってのも考慮しての事だと思うんだが。斉藤はその足止めを任されるシナリオ。
 井吹も一緒に飲みに行ってたんだが、芹沢が帰ると言ったあと新八っつあんと一緒に置いて行かれるんだ。いつもと違う空気に龍之介もおかしいと感じて、芹沢に帰らないほうがいいって助言するもむなしく……。
 結局新八っつあんが異変に気がついて無理やり帰ろうとするんだが、ここで斉藤と一騎打ち。正直このシーンだけで御飯三杯行けます。かっけーwwww新八っつあん!新選組や会津の為に芹沢暗殺に加担した斉藤と、自分の信念の為に斉藤と戦うことを決めた新八。ときめきが止まらない。
 結局新八っつあんが負けるんだが(笑)斉藤がどうこうと言うより、新八さんのまっすぐな言葉が痛かったわ。あぁ、だから最終的に新選組を抜けてしまったんだなってorz

 その斉藤と新八の戦う姿を見て、その後己が芹沢同様新選組に消されると察した龍之介は渾身の力を込めて斉藤の絵を描く。漸く納得の出来の絵が仕上がった時に、土方と山南さんに呼ばれ、長州の間者隊士と共に腹を詰めるか、薬を飲むかという選択肢を迫られる訳だ。まぁ、龍之介自体羅刹にも関わっているし、開放することもできない、ってのも解る。隊士でもないからなぁ。
 そこへ斉藤がやってきて、龍之介の絵を二人に渡し、芹沢と龍之介の約束の話をする。「この絵ならば芹沢さんも納得したあろう。そして、約束を果たせなくしたのは、芹沢を暗殺した我々だ」と。いつもは控えめな斉藤が珍しく必死で説得するので、土方は折れ、山南さんは詭弁だと言いながらも渋々折れてくれる。まぁ、なんつーか、鬼になりきれないよな(笑)この人達。

――――もしも新選組の秘密を漏らすなら、草の根をかき分けてでもあんたを探し出して斬る。
――――喋らねぇよ。俺は長生きして、描きたいものを描き続ける。
――――……達者でな。

 斉藤が龍之介の後ろから、首元に刀を突きつけこんな会話をする。このシーンは結構好きかもしれない。
 その後龍之介は江戸に行き、暫くは錦絵の修行をしていたが、転戦を続ける新選組の噂を聞きつけて会津へ向かう。そこで斉藤と再会する。羅刹になった斉藤と、それを支える千鶴の姿を見て、安心する龍之介可愛いよ。戦死だと聞いてたからな。無論斉藤も龍之介が無事だったと思わなかったのか、驚いた様な顔をしていたが、どことなく嬉しそうだった。

――――姿絵描かせてくれよ。あんたの。納得出来るの描けたら見て欲しい。

 その時は戦火も激しくて長く話をすることも無かったが、龍之介はそう斉藤に約束して別れた。

 そんで、エピソード斉藤の妻に行くわけだ。
 無事に龍之介は斉藤の絵を完成させて彼に渡す。斉藤はその絵を千鶴と眺めながら昔話をする。そんなエピソード。糖度は他に比べて低いけど、個人的には原田ルートと匹敵するぐらい自然な千鶴介入で嬉しかった。他のシナリオはやっぱちょっと唐突だったしなぁ。
 羅刹の絵。歴史の狭間に埋もれなければならないその存在をあえて龍之介は絵にした。一番最初に龍之介が憑かれたように絵を描いたのも、羅刹として死んだ男を見た後だったし(自分ぐらいが覚えていてやってもいいんじゃないかと思ったと言っていたが)龍之介にとって羅刹ってのは特別なんだと思う。良い悪いは別にして。無論錦絵として表に出すことはできないんで、斉藤のためだけに描いたんだろうけど。

 原田ルート以外では龍之介は結局流されるまま新選組の都合に巻き込まれたって感じが強かったが、このルートでは明確に自分がやりたい事、己の天分を知って、大変だけどその道を歩くことを己で決めたってのが良かった。
 ……個人的には、龍之介の渾身の絵を芹沢に見て欲しかったなぁって思うんだ。なんやかんやで、龍之介が絵を描いてるの嬉しそうに見えたんで。しゃべってる時に割と穏やかな表情の立ち絵を使ってたせいなのかなぁ。暇が出来たら斉藤ルートの龍之介話ちょっとかきたい希ガス。

 そんな感じで、予想外のいい出来に吃驚した斉藤ルート。申し訳ないが全然期待して無かったwwwwwwwww新八っつあん好きにはたまらないし、綺麗にまとまってるんでシナリオとしては結構好きだ。
 次は平助いくお!コレで最後。でもどう考えても十六夜とスチルが埋まってない罠。バッドED全然見ていないからなぁ。平助終わったら、バッドEDラッシュだと思うと気が重いわwwwwww

■2010年11月08日(月)  お仕事スタート
■雑記
 ということで、今日からお仕事スタートだお!と思ってたんですが、先程漸くデータがUPされた件。まぁ、夜って言ってたしな。夕方だと思ってたお。こんな時間まで仕事してんのか、大変だなぁと思ってみたり。
 夜仕事依頼→明日中に納品って形みたい。個人的に仕事が手元にある状態で寝るのが嫌なんだが……。明日朝に作業してしまおう。
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■TV・薄桜鬼
 新八さんが、新選組とは別働隊とはいえ幕府軍としてちょろちょろ出てくれるのは嬉しい。
 そして原田なんだが、こっちは不知火と左之さんコンビで原田ルート行くみたいですねぇ。個人的には不知火出るのが嬉しいんだが(左之さんとのコンビも好きだし)雪村父を殺すことに対して、千鶴への思いがないのは少々寂しいかと。親殺しをさせないために左之さんが雪村父を倒したってのが良かっただけにもったいない。まぁ、薫の扱いに比べれば十分ですけどね!つーか、薫あっさり死にすぎて吹いたんですが。沖田の見せ場はwwwwwwwと思わずツッコミが入りました。

 あとアレだ、土方と千鶴は見てて照れるね。うん。吸血シーンはエロくて満足だったんですが、事あるごとに顔を赤らめる千鶴自重と思わないでもない(笑)

 来週の予告見る感じではかなり詰め込みまくりっぽいですねぇ。まぁ、土方ルートに他の本編ではフェードアウトしていった面子を組み込まなくちゃならんから仕方ないけど。
 しかし、今回は回想シーン多すぎて……。

 ゲームの方はとりあえず明日からまた進めようと思います。今日は仕事のタイミング分からなくて無駄に待機を続けてしまったんでorz

■2010年11月06日(土)  もうひとつの可能性
■雑記
 お仕事の練習用データをUPしてもらったんで、今日は午後からペソペソ作業してたお!久々で連想入力コード忘れてるのもちらほらあったんだけどね。コード調べたら「おしい!」っての多くてちょっと吹いた。なんとなくこのへんのキーを推してたはずってのは覚えてるっぽ。でもまぁデータ自体更改・変更系が多いんでそんなに漢字打たないんだけどね。そんでも、「あー、なんだっけかなぁこのコード」ってのがあって仕方なくまた以前の仕事場でやってたように、付箋にコード書いて貼ってみる。頑張るお。
 そんで以下は薄桜鬼黎明録沖田ルート感想。
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■ゲーム・薄桜鬼黎明録
 沖田と龍之介。今までのルートでは偉く沖田に嫌われてた感じだったんで、仲良くなれるのかと思いきや、全くそんな事はなかった罠。それでこそ沖田(笑)
 沖田ルートに関しては、龍之介云々というより、本編で語られなかった沖田過去ばかりって感じですかね。幼少の頃の沖田と近藤さんみたいな。そもそも沖田という人物が盲目的に近藤さんに従ってるのは、拙者的には元々余り違和感がなかった。銀魂のせいですかな。でも、よくよく考えると、薄桜鬼ではなんで沖田がそんなに近藤大好きなのかってのは本編で語られてなかったね。それを今回完全補完!みたいな感じ。

 沖田と龍之介の境遇はある意味よく似ていると本人たちも思ってるみたいで、何一つ大事なモノを抱えてない二人。そして、近藤という大事なモノを抱えた沖田と、そのまま年を重ねた龍之介みたいな。若干同族嫌悪的な物がお互いにあったのかも知れませんな。

 ただ、哀しいかな、沖田は近藤さんがすごく好きで、喜ばせたいのにその方法が分からない。そして、近藤さんの言う侍の道も理解出来ない。この辺りを良く理解できるのが土方なので嫉妬する。そんな感じで非常に気の毒だと思う。ただ、近藤もちょっと沖田が理解出来ないのを理解すべき(笑)
 逆に山南さんは、「近藤さんを押し上げるために、新選組の剣になれ」と沖田に明確な道を示す。コレはある意味、剣だから考えなくていい、誰を斬っていいか悪いかは、自分が教えるからと言う意味な訳で、山南さんの言う事は理解できた沖田は(笑)暫くは不安定な感じだったが持ち直す。

――――私は二人より薄情なだけですよ。

 自嘲気味に言う山南さんにときめいた。意外と沖田と山南さんは馬が合うみたいです。第三者的な意見を言うと、やっぱり近藤さんや土方は沖田に甘いんだと思う。甘いというか、子供扱いで、出来れば人を斬って欲しくないみたいな所が非常に露骨に出ててウザイ。沖田にしてみれば覚悟完了で京まで出てきたのにそりゃないよって思うわな……。

 因みに龍之介は近藤さんに話を聞くってのが多いかなぁ。ちょっと近藤さんにはイーってなること多いけど(笑)
 で。芹沢暗殺シナリオどーなるんだコレ、って思ってたら、前日に沖田に川に呼び出されて、突き落とされたwwwwwwヒドスwwwwwww

――――自分の悪運信じて見なよ。

 土方や山南さんには斬れと言われてたが、沖田は見逃してくれた。正直BADEDに行ったのかと思ったわ(笑)
 土方は龍之介を斬ったと言う報告に「そうか」とだけ言ったが、山南さんは即効で死体の始末の話をしだしたんで吹く。ここで性格が出ますね。流石自称薄情山南さん。ときめく。結局沖田が、川に捨てた!って言い切って、まぁ、ある意味山南さんも半ば見逃した形で追求はしなかったんですけどね(笑)

 悪運強く龍之介は生き延びる。その後行商をしながらブラブラと各地を周り、ある時また腹をすかせて山で倒れる。
 そして現れる千鶴、そして沖田。
 感動の再会と思いきや、沖田全力でしならないふりwwww酷いwwwwwwでも、穏やかになった沖田を見て、龍之介は安心したみたい。沖田のことは死んだと思ってたみたいだし。つーか、「僕のお嫁さん」って自慢げに言う沖田は少し可愛いと思ったw

 沖田ルートの夫婦イベント挿入は非常に良かったかなぁ。やっぱ、土方ルートだけが唐突だったんだろうか(笑) 

 拙者的には今まで攻略シナリオ的には一番原田ルートが龍之介幸せなのかなぁと思う(笑)龍之介話かくとき、どのルートにするか真剣に悩むなw
 次は斉藤、そんでもって、平助でシメ!

 どうでもいいがタイトル画面で「薄桜鬼黎明録」と声を出すのが、どうも攻略したキャラがランダムで言うみたい。一番最初は龍之介だけだったんがいつの間にか増えてた。芹沢攻略後に「バッチこい!芹沢ボイス!」とワクワクしながら起動したら、ヤル気のない風間の声でがっかりしたでござる。いや、風間の声好きなんだけど、芹沢期待してたんでwwww

■2010年11月05日(金)  マンガ日本史
■雑記
 仕事は来週からです(`・ω・´) がんばるお!今週末は練習用に頂いたデータをペソペソ打ってみようかと思います。
 薄桜鬼は現在沖田ルート攻略。残りは斉藤と平助。感想は明日にでも。
 以下は新まんが日本史・蘇我馬子感想。
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■本・新まんが日本史 蘇我馬子
 微妙。
 馬子さんが微妙なのか、推古天皇が微妙なのか。というのも、個人的に推古天皇がそんなに熱心に仏教推してたイメージがないんだよなぁ。無論、寺とか山ほど建ててるけどな。なんか、太子とか馬子さんがやりたいというので任せてたイメージ。コレは日出処の天子の影響でしょうか。
 そんなイメージのあるなか、「蘇我と物部の争いは、新しい神と古い神の戦い……」とか「仏法を守る為に」とか言い出したんで吹いたのかもしれない。そんなに仏教好きなのに、なんやかんやで天皇として神事はやってるだろうしなぁ推古天皇。なんかこう、もやもやするorz
 というわけで、デラベッピンだったが、全体的に推古天皇のキャラにモニョモニョしっぱなしの拙者(笑)馬子さん自体はイケメンだしいい感じだったんですが、個人的にはもっと腹黒くても良かった希ガス。

 我らが物部守屋ですが、小物扱いだったらどうしようと本気でドキドキしてたんですが、馬子さんより年上のおっさんで、割といい感じにかかれてた。国を憂いて、新しいものばかりを受け入れていればいずれ国はなくなると、蘇我討伐を打ち出す守屋かっけー!と思ったわけで。何つーか、アレですね、今薄桜鬼をやってるんで、なんとなく幕末攘夷派のイメージが出来上がりました(笑)

 一番良かったのは太子な。厩戸皇子。仏を戦の道具にしたようにしたとしか見えない、って推古天皇に言い放ってしまう辺り。本当に仏教を押したい太子と、政治の道具として仏教を押したい推古天皇と馬子さんとの温度差があっていい感じ。

 こうやって見返すと、どんだけ推古天皇が気に入らないねん拙者wwwwって感じですね。うん。いったいこの違和感は何なんだろうなぁ。推古天皇と馬子さんが引くぐらい仲良しなのに違和感があるんだろうか。個人的には利害関係の一致で手を組んでるイメージだったんで……。モニョモニョする。他の人の感想ちょっと見てまわろうと思います。

 そういえば蘇我氏は渡来人説のコラムあったねぇ。稲目さん以前が明らかに半島関係の名前なんで、拙者はてっきり葛城辺り取り入った渡来人一族だと思ってたんだが、「渡来人と関係が深かったからと言って、蘇我氏自身が渡来人だと言うのには無理がある」なんていかいてあったお!なんてこった!一応武内宿禰が祖とされてるけど、いかんせん稲目さんからしか活躍書いてないしなぁ。でも、「無理がある」とか言い切られると吃驚するのよ(笑)
 あと、例の守屋と馬子さんのしょぼい言い合いのエピソードもあったねぇ。おまwwwwそんな事で二人の中が決定的に決裂したとかwwwwと思ったりもするんだが、敏達天皇の葬礼の時だし、大勢の前で恥かかされたんだったらやっぱり許せないかなぁ(笑)個人的にはこのエピソードパカっぽくて好きなんだがね。

 そんな感じで、守屋の扱いは思ったより良かったんで安心はしたが、変なところでモニョモニョした感じの一冊でございました(笑)

■2010年11月04日(木)  まさかの山崎
■雑記
 仕事の方はとりあえず本日仕事用のPCがやってくる形でぼちぼちかなぁと。これで年末に関西に帰る金が確保できる。頑張るお。
 でもって、薄桜鬼黎明録。とりあえず土方ルート・芹沢ルート完了。次は沖田ぐらいを考えてます。平助は楽しみにとっておこうかと。
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■ゲーム・薄桜鬼黎明録
 土方ルートという名の山崎ルート(笑)芹沢ルートはこのルートを攻略しないと選択肢が出ない仕様なんで、メインヒーローだが早めに攻略かけることにしました。

 で、土方ルートはというと、原田ルートと予想通り毛色の違う感じ。寧ろ、土方ルートの名を語った山崎ルートかと。
 途中で土方が監察を作るときに、一方的に監視されるのが嫌だったのか、主人公の井吹を監察にいれろと言ってきた芹沢。隊士でもないし嫌な顔をするかと思ったが、土方は龍之介を信頼してるのかあっさり了解。龍之介にしてみりゃたまったもんじゃないが、まぁ、前川低(芹沢本拠地)にいても鉄扇でぶっ叩かれるか、雑用なんでシブチンで了解する。
 監察は現状山崎・島田・井吹という超少数精鋭で涙目。しかも、島田さんはともかく、山崎からは非常に冷たい視線を浴びせられる主人公。ヒドス。でも、大坂の医者の息子だけど、武士になりたくて浪士組に応募してきた山崎から見れば、龍之介というのは非常に中途半端な存在な訳だ。芹沢の小姓みたいなもんだが、浪士組の隊士でもない。しかもどっちかというと態度も口も悪い(笑)生真面目な山崎がつんけんする気持ちも分からないでもない。しかし、この入隊したての山崎はたまらなくいい。本編では感情の起伏が余り無い感じなんだが、このころは龍之介とぶつかったりして非常に初々しいなおい!とニヤニヤが止まらないわけだ。
 土方は土方で、芹沢のやり方は認められないってんで己で金策の方法とか必死こいてやってる状況。理想を語っても金は降ってこない、芹沢におんぶにだっこ状態を苦々しく思い、あがく姿が見れます。そして芹沢はどSと(笑)

悪名は無名に勝る。

 芹沢はそういう訳だ。浪士組なんて誰も知らない京の街で、芹沢の悪名は皮肉にも浪士組の名を上げる。まぁ、このへんは芹沢編を見ればいいと思う。

 そんでもって、つんつん山崎。挙句の果てに殴り合いして龍之介と和解というなんかぶっ飛んだ方向に言って吃驚した。でも、土方ルートは山崎スチルざくざくで非常に嬉しいお!徹夜続きで疲れて船こいでる山崎に「俺が代わりに仕事してやる」って言ってくれる龍之介も少し成長したんだと思う。まぁ、龍之介自体外見が派手で監察に向いてないといえば向いてないから、大したことはできないけど等と言ってるが、ゲーム開始時期に比べれば随分いい子になってる。
 そんな中、今まで芹沢の犬として飼われてた龍之介だけど、突然解雇を言い渡される。解雇というか、どこにでも行け!みたいな感じで芹沢に追い出されるんだな。このころは既に芹沢は孤立してて、龍之介も気にはなっていたが、仕方なく前川低を出て、山崎と土方に相談に行く。監察の仕事を請け負ってるのもあるし、羅刹の秘密を知っているというのもある訳だ。うまいこと浪士組を出れても、会津藩や幕府に狙われる恐れもある。行くとこもない。
 山崎は隊士になるのを勧めるが、土方はとりあえず考える時間をくれた次第。龍之介自体は武士を嫌ってるのもきっと知ってたんだろうね。

 そうこうしてるうちに訪れる芹沢暗殺。
 巻き込まれないように山崎の手配で引き離されるんだが、龍之介は龍之介で芹沢に恩を感じていたのか暗殺現場に行く。
 そこで見たのは、薬を飲んで羅刹になる芹沢。つーか、羅刹芹沢の格好良さがハンパないwwwwwwwwwwww愛人のお梅を手にかけ、土方・沖田・山南・原田と戦う芹沢かっけー!何度か龍之介の声に手を止めたりする姿が切ねぇ。
 そんな中芹沢に喉を裂かれて龍之介はダウンする。そして芹沢に止めを刺す土方。ここのシーンは芹沢ルートを見るとしっかり咬み合うようにできてるんで非常に良かった。

 龍之介の処分をどうするか幹部内でも割れたんだが、山崎が龍之介はもうしゃべれないから秘密が漏れる心配はないと嘆願して助かったぽ。しょぼい家で傷を直し、マメに通ってくる山崎から新選組の様子を聞く龍之介。そんな時、松本先生を連れて山崎が来てくれる。結局松本先生でも龍之介の声は直せなかったんだが、松本先生の好意で助手として雇ってもらえることになった。

 そして、江戸へ向かう船の中。
 新選組の知り合いを避けて手伝いをしてた龍之介の元に松本先生が来て、いよいよ山崎がヤバい、って教えてもらう。龍之介は行きたくないと言うが、山崎が最後に龍之介に会いたいと言ったらしく、龍之介は会いに行くことに。
 スチル付きとか聞いてない……(鼻水)
 最後を看取ったのは個人的に千鶴のほうがいいんだが、龍之介もありだなこれ……。新選組の行く末を見てくれと言われ、号泣の龍之介。拙者も鼻水止まらなかった。

 江戸以降は、松本先生が新選組専属じゃなくなったんで細々と仕事をするが、近藤さんが斬首になるという話を聞いて、居ても立ってもいられず処刑場に行く龍之介。
 沢山の見物人の中、龍之介を見つけた近藤さんが微笑む姿に涙腺崩壊。そして「……もう疲れたよ」と。
 なんつーか、近藤さんの斬首は新選組の面々は誰も見てなかった設定に本編はなってる中、龍之介がただ一人見送る姿は本気で泣けた。スチルつき。なにこれ。本編では後期の近藤さんは見るのも辛い状態だったんだが、龍之介が見送った近藤さんは、龍之介の知っている、優しくて、お節介で、憎めない近藤さんの姿だったのがまた悲しかった。

 その後山崎の遺言通り新選組を見届けるために蝦夷に渡り、隊士として働くことにした龍之介。島田や土方がいるので、ひっそり目立たないようにしてたみたいだが、兵士に酒を振舞う土方や千鶴を見て、鬼の副長ではなく、近藤さんを重ねる龍之介。たまらん。
 結局土方に見つかり、龍之介は土方の写真と髪を持たされ土方の故郷へ返される訳だ。

 このルートはきつい。精神的にきついわ。いい話なんだけど。
 あとな、原田の時は思わなかったんだが、龍之介が土方を死んだものだと思ってる後に、土方と千鶴のイチャイチャ見るのが地味にきつかった……。なんだろう、その後の幸せそうな姿を見るのは嬉しんだけど、こう、余韻が勿体無いというか。まぁ、土方と千鶴のスチルは良かったけどな!文句なしに!

 さて、土方ルート完了したんで芹沢ルートへ。これは最初からはじめなきゃなんないんで序章からやるんだが、確かに選択肢が増えてる。うん。

 芹沢ルートは土方ルートの補完って感じの作り。まぁ、龍之介は監察に入らないんだが、共通エピソードに関しては、芹沢の考えを龍之介が傍で聴いてるかんじ。まぁ、芹沢自体はあんま心情も考えもしゃべらないんが、ボソリと喋る姿がなんかいい。
 芹沢は病に侵されてる。
 その為に痛みを和らげる為に酒を飲み続け、内蔵も体もボロボロ。けど、その病は自分が一番最初で最後に惚れた女と同じ病で、その病で死ぬことをずっと望んでいた芹沢。
 ……アレだよな、マッド系と思いきやロマンチストって薄桜鬼好きだよな。不知火とか不知火とか不知火とか(笑)
 途中で病のせいで龍之介のことを忘れてしまうシーンとか切ない。
 悪名を上げて、金の調達も隊士募集も芹沢の手腕によるものだが、それに反発し、違う方法をと必死にあがく土方・山南・近藤。

「土方――――貴様は鬼になれ」

 泥を被るのを恐れるな。覚悟を決めろと言う芹沢は格好イイ。いずれ自分も暗殺されるのを承知で、ギリギリまで土方達を引き上げ続けた芹沢。もういいだろう!と言う龍之介。
 暗殺現場に居合わせないように斉藤に一服盛られた龍之介は雨の中八木邸に行く。既にお梅さんは事切れており、羅刹の芹沢。
 龍之介は芹沢を守ることを選んだ。何の値打ちもない自分より、芹沢が生き残るべきだと。けれど芹沢は土方に打たれることを選び、肩を負傷した龍之介を庭に投げ飛ばし助ける。

「――――それでいい」

 土方に撃たれた芹沢の残した言葉。

 その後利き腕が動かなかくなった龍之介は京を転々とするが、平間さんの手引きで芹沢の故郷へ。そこで野良仕事をしながら平間と暮らすが、ある日夢を見た。
 利き腕が駄目でも、足があるなら追いかけろ。目があるなら見届けろ。新選組をと。そして、最後に「龍之介」と初めて名前を呼ばれる。井吹でも犬でもなく。
 隊士として紛れ込んだが、結局斉藤に見つかってまた転々とするが、そこで風間に会う。風間とは一度だけ芹沢と座敷に行ったとき、ちらりとあっただけであったが、龍之介は良く覚えていたようだ。風間は全力で忘れてたけどなwwww
 千鶴を抱えて新選組を追っている途中だった風間は、同じように新選組を見届けると言う龍之介に船の手配をしてくれる。どーゆー風の吹き回しだと思ったけど、まぁ、これは風間と千鶴の夫婦エピを見たら少し語られる。

 蝦夷まで行くが、戦いは既に終わり、誠の旗を抱えて号泣する千鶴。そして、あちこち新選組のあとを辿りその目に焼き付ける龍之介。やっぱ、置いて行かれた人間は悲しいなコレ。

 で、風間夫婦のエピソード。
 診療所に辛抱たまらず迎えに来た風間。私服がどうしても吹いてしまうんだが(笑)千鶴の手伝いをちょぼちょぼしながら日々を過ごす。千鶴としてはさっさと西へ帰ると言い出さない風間を不思議に思ってたみたいだが、風間は、一族の頭領として、その嫁となる千鶴が吹っ切れないと連れていけいないという。
 時代の亡霊。風間はそう龍之介を揶揄した。千鶴と同じで、見届けないとさまよい続けると思い連れていったのだと。新しい時代を受け入れることも出来ず、半端なままでは生きて行けないと。
 その話を聞いて、千鶴は新選組は大事な思い出だ。だから捨てない。それを抱えて貴方の妻になると宣言。くはー!
「我が妻は欲張りだ」
 けど風間嬉しそうだぞオイwwwwwwwwwwwwwww
 ニヤニヤです。風間は推しまくって失敗を重ねたので引くことを覚えたようです。千鶴の口から嫁になる宣言引き出したよこいつwwwwよーやったwwww

 とまぁ、こっちのルートは風間と千鶴エピソード悪くなっかた。こう、時代の亡霊話が上手に龍之介に重ねてあったしな。他の面子はどうなんだろうか……。

 とまぁ、今のところ楽しんでます。通して言えるのは、龍之介殴られすぎwwwwそしてすき放題いいすぎwwwww割とフリーダムでタフです(笑)三馬鹿とはいい感じだけど、ちょっと沖田とかとはあわなさそうだなぁ。元々芹沢派扱いだから沖田の態度も冷たいし。
 正直千鶴以外の主人公は受け付けられないと思ったけど、龍之介は龍之介でありかなぁ。屯所にいた時期がちょうど入れ違いだし。

 元々芹沢鴨と言う人物は拙者好きなんだよ。水戸藩贔屓ってのもあるけど、NHK大河で非常にたぎらせてもらったんで。だから、薄桜鬼の芹沢が割とイメージ通りで嬉しかった。ただの乱暴者じゃなくて、こう、色々なモノを見ている、そして憂いているってのが書かれてて。
 新見は元々好きじゃなかったんであんなもんだろうけど(笑)芹沢の従者の平間さんはいい人すぎだな、うん。龍之介とボッコボコに殴られてるけど、子供の頃からの芹沢を知ってるから非常に好意的だし。芹沢さんは自分が暗殺される前に金渡して逃がしてるところ見ると、平間のことは信頼してたし、大事にしてたんだなぁと。たまらんよ。

DiaryCGI / nicky!