■ゲーム・薄桜鬼黎明録
タイトルコールに実は芹沢さんもあったと言う衝撃の事実(笑)本日起動したらええ声で俄然ヤル気が出てきましたお!
さて、本日攻略は斉藤ルートです。共通場面は基本的に選択肢までスキップ。流石に攻略も後半になると、ゲーム前半はほぼスキップ状態ですね(笑)
龍之介なんだが、なんやかんやで斉藤に身を守れる程度にはしておけと剣術稽古に連れていかれる状態。しかも毎日毎日斉藤が迎えに来る。コレは酷いwwwww龍之介は武家の子だが、親父が武家株売ってしまい、中途半端な身分の上に、母親が武家の女だったもんで賃仕事をすれば「みっともない」と責められるどうすりゃいいんだ状態で育った子なんで、基本的に武士なんてクソ喰らえだったりする。そんな龍之介にせっせと剣術稽古をつけるために毎日毎日誘いに来るとか、どんな嫌がらせよ斉藤……とマジで遠い目になったんだがね。まぁ、斉藤は口数も少ないし、千鶴の時もそうだったが、あんま自分の考えを表に出さないんだよね。彼なりに龍之介のことを心配して剣術を教えてくれてたのかもしれんが、龍之介から見れば迷惑だよなと(笑)
そんな中、吉原で芸妓に絵を描いてやる約束をした龍之介。たまたま見た錦絵が余り上手くなかったんで「俺の方がましだ」みたいなことを言ったらなし崩しみたいな感じだったんだが。
子供の頃絵を描くのが好きだったらしい。本人も忘れてたみたいなんだが(笑)そんで、色々あって、相撲の興行のチラシを作ることになった龍之介。斉藤が龍之介が絵を描くことを出来るのを知って推薦してくれた訳だ。本人は素人だしと色々言ったが、まぁ、とりあえず一枚描いてみろと土方に言われ力士の絵を描く龍之介。作業に没頭して、芹沢が後ろにいるのにも気がつかない状態wwwwww当然鉄扇でバコっと殴られるんだが、龍之介の絵を見て、芹沢が「線も荒いし、構図も稚拙」とダメ出しをするんだが、結局龍之介に酒を買いに行かせるお使いを頼むことなく部屋を出て行く。
このルートの芹沢は、どこか龍之介の背中を押す感じがあっていいかなぁ。犬の趣味にしては高尚すぎると言いながら、ダメ出し連発、その後に少し助言なんかあってさ。「覚悟が足りない」と。何をするにも一番大事な事だしな。最終的には「俺を納得させる絵をかければ開放してやる」と約束まで取り付けてくれる訳だ。本当に約束守ってくれるのかよ、等と思いながら龍之介は絵を描き続ける。
斉藤との話はまぁ、斉藤が何故試衛館や会津にこだわるかとか、そんな感じかな。殆ど酒の席で新八っつあんが話してくれるんだけどな。新八スキーは斉藤ルートがおすすめです。無論今回も芹沢暗殺がある訳で。芹沢暗殺を新八っつあんは聞かされてない。芹沢と同門だと言うこともあるし、新八っつあんの性格上、暗殺という手段を好まないってのも考慮しての事だと思うんだが。斉藤はその足止めを任されるシナリオ。
井吹も一緒に飲みに行ってたんだが、芹沢が帰ると言ったあと新八っつあんと一緒に置いて行かれるんだ。いつもと違う空気に龍之介もおかしいと感じて、芹沢に帰らないほうがいいって助言するもむなしく……。
結局新八っつあんが異変に気がついて無理やり帰ろうとするんだが、ここで斉藤と一騎打ち。正直このシーンだけで御飯三杯行けます。かっけーwwww新八っつあん!新選組や会津の為に芹沢暗殺に加担した斉藤と、自分の信念の為に斉藤と戦うことを決めた新八。ときめきが止まらない。
結局新八っつあんが負けるんだが(笑)斉藤がどうこうと言うより、新八さんのまっすぐな言葉が痛かったわ。あぁ、だから最終的に新選組を抜けてしまったんだなってorz
その斉藤と新八の戦う姿を見て、その後己が芹沢同様新選組に消されると察した龍之介は渾身の力を込めて斉藤の絵を描く。漸く納得の出来の絵が仕上がった時に、土方と山南さんに呼ばれ、長州の間者隊士と共に腹を詰めるか、薬を飲むかという選択肢を迫られる訳だ。まぁ、龍之介自体羅刹にも関わっているし、開放することもできない、ってのも解る。隊士でもないからなぁ。
そこへ斉藤がやってきて、龍之介の絵を二人に渡し、芹沢と龍之介の約束の話をする。「この絵ならば芹沢さんも納得したあろう。そして、約束を果たせなくしたのは、芹沢を暗殺した我々だ」と。いつもは控えめな斉藤が珍しく必死で説得するので、土方は折れ、山南さんは詭弁だと言いながらも渋々折れてくれる。まぁ、なんつーか、鬼になりきれないよな(笑)この人達。
――――もしも新選組の秘密を漏らすなら、草の根をかき分けてでもあんたを探し出して斬る。
――――喋らねぇよ。俺は長生きして、描きたいものを描き続ける。
――――……達者でな。
斉藤が龍之介の後ろから、首元に刀を突きつけこんな会話をする。このシーンは結構好きかもしれない。
その後龍之介は江戸に行き、暫くは錦絵の修行をしていたが、転戦を続ける新選組の噂を聞きつけて会津へ向かう。そこで斉藤と再会する。羅刹になった斉藤と、それを支える千鶴の姿を見て、安心する龍之介可愛いよ。戦死だと聞いてたからな。無論斉藤も龍之介が無事だったと思わなかったのか、驚いた様な顔をしていたが、どことなく嬉しそうだった。
――――姿絵描かせてくれよ。あんたの。納得出来るの描けたら見て欲しい。
その時は戦火も激しくて長く話をすることも無かったが、龍之介はそう斉藤に約束して別れた。
そんで、エピソード斉藤の妻に行くわけだ。
無事に龍之介は斉藤の絵を完成させて彼に渡す。斉藤はその絵を千鶴と眺めながら昔話をする。そんなエピソード。糖度は他に比べて低いけど、個人的には原田ルートと匹敵するぐらい自然な千鶴介入で嬉しかった。他のシナリオはやっぱちょっと唐突だったしなぁ。
羅刹の絵。歴史の狭間に埋もれなければならないその存在をあえて龍之介は絵にした。一番最初に龍之介が憑かれたように絵を描いたのも、羅刹として死んだ男を見た後だったし(自分ぐらいが覚えていてやってもいいんじゃないかと思ったと言っていたが)龍之介にとって羅刹ってのは特別なんだと思う。良い悪いは別にして。無論錦絵として表に出すことはできないんで、斉藤のためだけに描いたんだろうけど。
原田ルート以外では龍之介は結局流されるまま新選組の都合に巻き込まれたって感じが強かったが、このルートでは明確に自分がやりたい事、己の天分を知って、大変だけどその道を歩くことを己で決めたってのが良かった。
……個人的には、龍之介の渾身の絵を芹沢に見て欲しかったなぁって思うんだ。なんやかんやで、龍之介が絵を描いてるの嬉しそうに見えたんで。しゃべってる時に割と穏やかな表情の立ち絵を使ってたせいなのかなぁ。暇が出来たら斉藤ルートの龍之介話ちょっとかきたい希ガス。
そんな感じで、予想外のいい出来に吃驚した斉藤ルート。申し訳ないが全然期待して無かったwwwwwwwww新八っつあん好きにはたまらないし、綺麗にまとまってるんでシナリオとしては結構好きだ。
次は平助いくお!コレで最後。でもどう考えても十六夜とスチルが埋まってない罠。バッドED全然見ていないからなぁ。平助終わったら、バッドEDラッシュだと思うと気が重いわwwwwww