ハルちゃんへ

 こうやって手紙を書くのは初めてのような気がします。
 ハルちゃんが真選組に入って、どれ位の月日が経ったでしょうか。
 監察という大変な仕事なのに、いつも文句も言わずに山崎と一生懸命仕事をしている姿を見て、俺も元気づけられていました。色々と俺の手伝いなんかもしてもらってて、本当に申し訳なく思うこともあったけど、いつもニコニコと甘やかしてくれるので、つい甘え過ぎた点もあるんじゃないかと、今更反省したりもします。

 仕事だけじゃなく、色々と楽しいこともあったね。
 トシや総悟や山崎と、ちょこちょこイベントごとをすることも本当に楽しかった。クリスマスがあんなに楽しかったのも久しぶりだし、誕生日もいつも祝ってくれて有難う。
 俺が莫迦だから、ハルちゃんの頑張りを台無しにしてしまったことも沢山ありました。反省してます。もうしません。でも、またやってしまたら、容赦なく怒って下さい。トシにもそう言われてまします。

 ハルちゃんが俺のことを好きでいてくれたことがとても嬉しいです。
 今でも時々夢なんじゃないかと思うことがある。
 けど、朝、ハルちゃんの顔を見たら、夢じゃないんだと安心するのはおかしいかな。何だか照れくさいけど、毎日顔を見れるのが凄く安心する。

 仕事はやっぱり大変で、二人だけの時間を中々作れないけど、少しずつハルちゃんとの楽しい思い出を作れたらと思ってる。ハルちゃんもそう思ってくれてたら、凄く嬉しい。
 これからもよろしくおねがいします!

近藤勲

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