*胡蝶之夢・side土方*

 小学校に上がる直前に両親がマンションを購入し引越しをした。新築であるマンションは、自分と同じように引越し作業に追われる大人で慌ただしく、邪魔をしないようにと言い含められ、土方十四郎はマンションの前にある広場で時間を潰すことにした。
 そこには先客がおり、設置されている小さなベンチに、自分と同じ年位の少女の姿を視界に捉えた彼は目を丸くした。
 小さな体に不釣合なものを大事そうに抱えて座っていたのだ。彼女が抱えている物が、三味線と言う楽器だということは知識で知っていた。
「お前んち、三味線屋?」
 何故そんな事を言ったのか後の土方は全く思い出せないのだが、彼女が驚いたように顔を上げた後、可笑しそうに笑ったことはよく覚えている。
「違うわ。でも、三味線は習ってる」
「そっか」
 別にそんな事はどうでも良かった土方は、彼女の隣に座ると、瞳を細めて笑った。
「暇つぶしに一曲弾けよ」
 それは初対面にしては偉そうな物言いであったが、彼女は不快そうな顔はせずに、笑って諒解してくれた。

 

「そういえば同じクラスになるのは初めてねぇ、兄さん」
「そーだな」
 銀魂高校に上がるまで、土方十四郎と、三味線弾きの少女……タチバナカグヤは家が隣同士だと言うこともあり、当然のように同じ学校にずっと通っていた。けれどクラスが同じになったのは彼女の言うとおり、高校に入ってからが初めてであった。
「3年間よろしく、姐さん」
 やってきたのは沖田で、その顔を見たカグヤは破顔し、テンション高く沖田とハイタッチをする。
「総坊も一緒なのね。っていうか、3年間?」
「あ、この高校クラス替えないんですよ」
「マジで!?」
 驚いたようにカグヤは、発言をした山崎を見てそっか、と頷く。沖田は土方の通う剣術道場の門下生で、土方の子供の頃からの腐れ縁である。山崎に関しては門下生ではないが、道場の近所に開業している医者の息子で、ケガの多い彼等が世話になっているのだ。年が同じということで仲良くしている。
「あ、近さんは?ここまで来たらご都合主義で同じクラスよね」
「ご都合主義とか言うな。まぁ、同じクラスだけどな」
 カグヤの発言に、土方は呆れたような顔をするが、直ぐに彼女の発言を肯定する。近藤は土方の親友と言っていい男である。イカツイ顔をしているが、気は優しいのでカグヤも非常に好感を持っている男だ。道場の主の息子で、面倒見も良く、沖田など近藤以外の言う事を聞かないと言うほど懐いていた。
「カグヤ」
 後ろから声をかけられ、彼女は驚いたように振り返る。そこには長髪の男が腕を組んで立っており、それを見た土方は僅かに眉間に皺を寄せ、誰だ?と小声でカグヤに尋ねた。
「ヅラッチ」
「ヅラじゃない、桂だ」
 カグヤの投げやりな発言を丁寧に訂正した桂は、少しだけ口元を緩めると、3年間宜しく、と短く言う。
「宜しく。学校同じになるの初めてね。同じクラスなのも素敵な偶然」
「知り合いか?」
「そろばん教室の友達よ。なんやかんやで、兄さんと同じぐらい付き合いあるわ」
 カグヤの習い事のひとつだと知っている土方は、短く、あぁ、と言うと桂に視線を送った。すると、桂は可笑しそうに口元を歪めて言葉を放った。
「値踏みされるのは好きじゃない」
 そう言われ、土方は初めて己が無意識に相手の事を警戒しているのに気が付き、素直に詫びた。
「悪かった」
「気にするな。それとなカグヤ……」
 そう言い桂は手招きすると、カグヤの耳元でなにやら囁く。それを遠くから見ていた土方が、不快そうに眉間に皺を寄せたのを見て、沖田は咽喉で笑った。
「姐さんの友好関係も意外と広いんですねぇ」
「みてぇだな」
 今の顔を鏡で見せたら土方はどんな反応をするだろうか、そんな事を考えて、沖田はニヤニヤと笑いを浮かべた。それに気がついた山崎は、呆れたように沖田に視線を送り、小声で嗜める。
「悪い顔をしてますよ」
「生まれつきでさぁ」
 サラリと言い放った沖田に山崎は小さくため息をついた。
「……不味いわねぇ。アイツ何にも言ってなかったわよ」
「言えば逃げられると思ったんだろう。忠告はしたからな」
 カグヤと桂の会話の終了はえらく物騒な桂の物言いで終了し、土方は戻ってきたカグヤの顔を見て不機嫌そうに口元を歪めた。
「どーした。問題か?」
「問題になるかどうかが問題よね」
「意味が分からねぇよ」
 カグヤの物言いがハッキリしないのに不快になった土方の眉間の皺が深くなる。カグヤは少し思案した後に、口を開こうとしたが、それはチャイムの音によってかき消された。

 始業式の後のHRが終了し、各自帰宅となる。土方とカグヤは家が同じマンションなので、当然のようにいつも一緒に帰宅するのだが、並んで廊下を歩いて居るときに、突如カグヤの足が止まったのに気が付き土方は驚いて彼女に視線を送った。
 カグヤを背中からしっかりと抱いた男子生徒。
「手前ェ!何してんだ!」
 反射的に怒鳴りつけた土方であったが、その男子生徒はカグヤの肩に埋めていた顔を上げると、口端を上げて笑った。嘲るようなその表情に、元々気の短い土方は一瞬で腹を立て、ツカツカと歩み寄ると男の肩に手をかけた。
「離れろ」
「そりゃこっちのセリフだ」
「なっ!」
 カグヤに張り付いていなければ殴り飛ばしていたかもしれないが、土方はカグヤに怪我をさせるわけにも行かずぐっと堪えた。
 しかしながら、そんな土方とは逆に、カグヤは満面の笑を浮かべると、自分を拘束していた男の手を振りほどき、右手で彼の顔面にアイアンクローをがっちり決め言葉を放った。
「このアホタレ!初対面の挨拶はちゃんとしなさいって教えたでしょうが!」
 ぎりぎりとカグヤが男を締め上げる姿に土方は唖然とし、締め上げられた男は両手をホールドアップして降参した。
「ちゃんと挨拶で出来る?」
「する。心配すんなカグヤ」
 男の返答に、カグヤは漸く右手の力を緩め、呆れたような顔をする。
「ほら、ちゃんと挨拶して晋兄」
 晋兄。その呼び名に土方は漸く合点いく。カグヤの従兄妹だと理解したのだ。学区が隣だった為に学校はずっと違ったが、同じソロバン塾に通っていた筈だ。先程のカグヤの力でねじ伏せる態度も、身内だからだろう。そう思い、土方は漸く怒りを収めて、彼の自己紹介を待った。
「カグヤの恋人の高杉晋助。宜しく多串君」
「ふざけんなよ手間ェ!なんで多串君なんだ!つーか、カグヤの恋人とか意味分からねぇよ!」
「言葉のままだけどな。そのうち俺の嫁にするし」
 カグヤの身内でなければ殴り飛ばしたい、そんな衝動を無理矢理抑えつけて、土方はとりあえず己の名前は訂正しようと、名乗る事にした。
「土方十四郎だ」
「知ってる。カグヤから不快になるぐらい聞いた」
「……」
 ここまで己の神経を逆なでする人間は、沖田以外に見当たらない。沖田以上に腹がたつ。そう思った土方は、拳を握り締め高杉を睨みつける。
「晋兄。あやまんなさい。ちゃんと挨拶するって、私に言ったの嘘?」
「冗談だ、悪かった。カグヤの従兄妹の高杉晋助。宜しく土方」
 先ほどとは打って変わって素直にそう言った高杉が手を差し出してきたので、土方は呆気に取られた。もしかして、冗談が好きなタイプだったのかも知れない。そう思い、差し出された手を握ると、土方は直ぐに顔を顰めた。掌ごと砕くつもりなのかと言わんばかりに力を入れられた握手。それは友好的なものではなく、悪意と憎悪が篭っていた。
「……宜しくな高杉」
 受けて立つ、土方はそう思ったし、高杉も当然そう来るだろうと思っていた。険悪な雰囲気で交わされた握手を眺めながら、カグヤは、思わず空を仰いだ。
「予想通り過ぎて涙がでるな」
「……二人共我が強いからさ、意気投合するか喧嘩するかのどっちかだと思ったんだけどねぇ」
 カグヤに声をかけたのは、桂であった。同じそろばん教室通っていただけではなく、高杉に関しては学校もずっと同じだった彼は、土方にちらりと視線を送る。
「大丈夫なのか?お前の幼馴染は」
「喧嘩買っちゃったし、負けん気強いからねぇ。HR来てなかったから今日は何事もないと思ったけど、まぁ……遅かれ早かれよね、同じクラスだし」
 高杉という人間は、カグヤに恐ろしいほど執着していた。それは長年傍から見ていた桂は嫌というほど知っている。今までカグヤが高杉を土方と引き合わせなかったのは、こうなることを予測していたからであろう。しかし、同じ学校に高杉はやってきた。カグヤには内緒でだ。言えばカグヤが別の学校を選ぶと思ったのだろう。
 今後のカグヤの苦労が眼に浮かぶようだと、桂は彼女に同情した。高杉は彼女の幼馴染を出会う前から憎悪し、土方は突然現れた彼女の従兄妹に敵意を持った。その間に立つのは難儀であろう。小さくため息をつくと、桂は、いい加減にしなさい!と二人の握手に手刀を落としたカグヤの背中を眺めた。

 学校の敷地内の外れに、嘗て茶華道部が使っていた茶室が存在する。土方はその前を通り掛かると、壁に凭れかかって瞳を閉じた。中から聞こえる三味線の音。それがカグヤのモノであると言う事はすぐに分かった。
 これといって入る委員会も部活もないと言っていたカグヤであったが、日本史教師の後ろ盾を得て、和楽器部と言うものを作ったのだ。顧問となった日本史教師は今は使われていない茶室を部室として見事に手に入れカグヤに進呈した。和楽器部と銘打っているが、実質三味線部と言っても過言ではないであろう。部長であるカグヤも、副部長として在籍している高杉も三味線しか弾けないのだ。そしてそれ以外の部員はたった一人。風紀委員とミントン部をかけ持ちしている山崎であった。山崎がこの部に入ったと聞いたときは土方は己の耳を疑ったのだが、どうやら、己に向けられている程の敵意を山崎は高杉から受けていない様子で、安心はした。
 三味線の音が止まった。
 そう思った瞬間声をかけられ、土方は驚いたように茶室にある窓に視線を送った。
「中に入れば?」
「……高杉いねぇのか?」
「今日は誰もいないの」
 咽喉で笑ったカグヤを見て、土方は素直に彼女の勧めに従うことにした。別に用があった訳ではない。けれど断る理由も見当たらなかったのだ。
 茶室には彼女の言うとおり誰もおらず、部屋の隅に積まれている座布団を一枚敷くと、土方はそれに座った。
「委員会の会議終わったの?」
「あぁ」
 会議が終わって、そういえば山崎はミントン部の方へ行くと行っていたのを思い出した土方は、再度高杉の所在を確かめた。するとカグヤは笑って、家の用事で帰ったわよと瞳を細め返答をする。
 最悪の出会いから高杉と土方は犬猿の仲であった。風紀委員と不良グループ高杉派等と言う組み合わせも良くない。高杉が長期の停学を食らったのもあるし、元々教室には余り顔を出さないので、クラスが同じ割には接点はないように見えるのだが、カグヤの所にはちょこちょこ現れる。そのせいで、お互いにお互いがカグヤの隣にいるのが気に入らす結局喧嘩になる。それの繰り返し。カグヤの説教と、山崎の仲裁。そして、日本史教師の鉄拳制裁だけがそれを収めるのだ。担任の銀八に至っては、カグヤに責任を丸投げしているのだからいい加減なものである。
「別に寝っ転がってもいいのよ」
「……三味線聞くのに良いのかよ」
「先生はいっつも寝っ転がってジャンプ読みながら聴いてるわよ」
 カグヤの言葉に土方は呆れたような顔をした。あの日本史教師も土方は苦手なのだ。ひょうひょうとした感じで、ベクトルとしては銀八によく似た感じであるが、どういう訳かいつも自分と高杉の間に入ってくる。己の部員である高杉の肩を持てばいいものを、二人に同じように粛清を下すので土方も文句を言いにくいのだ。
 ちらりとカグヤの方を見ると、三味線を調整しているのか、機嫌よく鼻歌を歌いながら弦を弾いている。
「そういえば手前ェの三味線こうやってちゃんと聞くの初めてだな」
「弾いてやったじゃないのさ。初めて会った時に」
 カグヤの言葉に土方は驚いたような顔を上げた。確かにそうだ。けれどそれをカグヤが覚えているとは思わなかったのだ。そんな土方の顔を見て、カグヤは鮮やかに笑うと、どんな曲がイイ?と首を傾げた。
「……そんじゃ、初めて会った時に弾いたやつ」
 鼓膜を揺らす音を聞きながら、土方は少しだけ座布団を異動し、壁に凭れかかった。変なクセだ、そう思いながら瞳を閉じる。
 防音のしっかりした自宅マンションで、カグヤがいつも同じ時間に三味線の練習をしているのに気がついたのはいつだっただろうか。お互いの部屋が壁一枚隔ててだと言う事は直ぐに解ったが、窓をお互いに開け放たない限りは生活音も聞こえないので気にしたこともなかった。けれどある日、ベッドの上に座り、壁にもたれかかると、三味線の音が聞こえるのに気がついた。いつも同じ時間に、三十分から一時間ほど三味線の練習をする。それは長く続く彼女の習慣であった。そして同じ時間に壁にもたれかかる癖がついた。
 お陰で、カグヤと高杉・山崎の三味線の音の区別はつく。曲名は知らないが、彼女が好んで弾く曲も知っている。ただ、その話を彼女にしたことは無かった。騒音が迷惑だと思い、彼女が家で三味線を弾くのを辞めるのではないかという危惧があったのだ。
 音が止まり、土方が瞳を開けると、カグヤが感想を待つように期待した眼差しを向けていたので、土方は苦笑すると口を開く。
「上手くなったな」
「ありがと」
 上達しているのはとうの昔に知っていた。けれどこうやって口にだすのは初めてだと思うと、土方は急に恥ずかしくなったのか瞳を逸らして俯いた。それを見たカグヤは、咽喉で笑うと、土方の傍に行き三味線を握らせる。
「?」
「ちょっと弾いてみる?」
 そう言うと、カグヤは土方を壁から引き剥がし座らせる。驚いた土方が何か言おうとする前に、カグヤは土方の後ろに回って彼の手を取った。
「こうやって持ってね」
「あぁ」
 言われたままに三味線を握り、土方はぎこちなく弦を弾いた。響く音は偉く不格好で、落胆したした土方であったが、自分の直ぐ近くでカグヤが笑ったので少しだけむっとしたような表情をする。
「大丈夫。初めはそんなもんよ」
 そう言われ、土方は言われるままに手を動かした。視界に入る己の手に添えられた白い手。そこで土方は口を開いた。
「こうやって山崎に教えてやったのか?」
「ザキさん?そうね。初めだけ。体験入部の時は皆にこうやって教えたわ。分かりやすいでしょ?」
「丁寧に教えた割には部員いねぇじゃねぇか」
 響く音は不恰好だが何とかカグヤの導きで曲になっていた。
「それがさ、割と晋兄目当てで女の子も来たんだけど、全部晋兄が追い出しちゃってね」
 カグヤの言葉は酷く残念そうであった。同じ趣味の友達が欲しかったのかも知れない。
「野郎も山崎以外にも来てたろ?アレどうした」
 高杉は黙っていれば美形で確かに女子生徒には人気がある。ソレはカグヤも同じであった。ただし、彼女の両脇に控えているのが高杉と土方ということもあって、【難攻不落の迦具夜姫】等という不名誉なアダ名が付いていたりもする。カグヤが部活を立ち上げ、体験入部を募集したときは、それなりに人が集まったが、居ついたのは山崎だけであった。
「一回こっきりで来なくなっちゃった。皆私が教えたときは一生懸命やってくれたのに、残念だわ」
 その言葉に土方は思わず心の中で小さくため息をついた。恐らく高杉のプレッシャーに耐えられなかったのであろう。そういう意味で山崎は肝が座っているともいえる。高杉のプレッシャーに耐え切った上に、部員としてその名を連ねているのだから。
 曲が終わり、カグヤは満足気に土方の顔を覗き込むと、どう?と聞いてきた。それに土方は苦笑すると垂れた彼女の髪を引っ張って口を開いた。
「俺には向いてねぇわ。聞いてるほうがいい」
 それにカグヤは少しだけ残念そうな顔をしたが、気を悪くした様子はない。カグヤは三味線から手を放すと、土方の肩にのしかかるように体重を預けた。
「重い」
「重いわよねぇ。晋兄がいっつものしかかって来るから肩凝ってさぁ。兄さんにもおすそ分け」
 あぁ、次に高杉の野郎がコイツにへばり付いてたら速攻で引き剥がしてやろう。そう思いながら、土方は己の背にかかる心地良い重みに瞳を閉じた。

 

 見覚えのある天井。そして、周りには祭りのあと宜しく、死屍累々の隊士達。土方は軽く頭を振ると煙草を探した。すると、すっと目の前に灰皿と煙草が差し出され、驚いたような顔をする。
「今年は最後までいたのか」
「えぇ」
 いつもならどさくさに紛れて真選組の忘年会から早々に逃げ出す山崎がまだいた事に土方は驚き、煙草を受け取ると火を付けた。寝ていたのは一刻ほどであるが、随分長い間煙草を吸っていなかったような錯覚に陥る。細く吐き出した紫煙を眺めながら、土方は瞳を細めた。
「いい夢でしたか?」
「なんでそう思うんだ」
「久しぶりにぐっすり眠れてたようなんで」
 山崎の言葉に土方は少し考えこむと、また煙を吐き出した。
「忘れた」
 嘘だという事を山崎は承知しているのか、咽喉で笑ったのを見て土方は不快そうに眉を顰めた。
「手間ェはどうなんだ」
「幸せな夢でしたよ。だから誰にも喋りません。夢がかなうように」
「……そうか」
 あの夢は悲しくなるほど幸せだったのかも知れない。何のシガラミもなく、何の檻もなく、カグヤは己の傍にいた。だからと言って今を諦めるつもりはなかった。臆病で、ロマンチストで、ヒロイックだと自分の事を笑った女が居ないのがこんなに堪えるとは思わなかった。
「山崎」
「はい」
「……なんで手前ェは高杉からはいっつもノーマークなんだ?」
「はい?」
 土方の唐突な質問に山崎は思わず語尾上がりの返事をする。それを見て、土方はしまったとと言う顔をした後、面白くなさそうに煙草をもみ消した。


知恵と勇気で頑張れ土方。
20110115 ハスマキ

3z原作鬼兵隊参戦の為一部改稿
201104 ハスマキ

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